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文化遺産

インジョ(仁祖)別墅遺基碑

  • 指定番号 国家文化財(宝物第1462号)
  • 所在地 ヨクチョンドン(駅村洞)8-12

この石碑は、朝鮮王朝第16代国王であるインジョ(仁祖)(1623~1649)が反正で王位に就く前に暮らしていた別墅を記念するためにスクジョン(粛宗)21年(1695)に建てられたもので、インジョ(仁祖)反正に関する重要な歴史的事実とその現場を証明する史料として価値がある。 石碑の造形的側面からも、亀の形をした台座石は中国の影響を受けて新しく登場した朝鮮初期様式の伝統を受け継いでいると同時に、屋蓋石は螭首の代りに簡潔な韓屋様式へと変化した後期の石碑様式の特徴を完璧に表わしており、朝鮮時代の石碑芸術の流れを読むのに貴重な資料になっている。

サムチョンサ(三川寺)址磨崖如来立像

  • 指定番号 家文化財(宝物第657号)
  • 所在地 チングァンドン(津寬洞)山34

仏像は高麗初期の磨崖仏で、量感ははっきりと表現されていないが、円満な表情と柔らかく流れる優麗な衣服のしわが仏画を連想させる独特な魅力を持つ作品だ。
仏像の左右の肩に大きな四角の穴があることから、木造架構があったと思われる。豊満で丸い顔には、口元に微笑が溢れ温和な雰囲気が漂う。衣服は両肩にかけていて、胸元に下着を結んだ帯の結び目がある。
磨崖仏は身体の比率が自然で、彫刻手法も繊細なので、高麗時代を代表する優れた作品として広く知られている。

クムアム(黔岩)紀蹟碑

  • 指定番号 ソウル特別市有形文化財第38号
  • 所在地 チングァンドン(津寬洞)45-4

碑は朝鮮王朝の第22代国王であるチョンジョ(正祖)がミョンルン(明陵)に参拝した帰り道に、祖父であるヨンジョ(英祖)のことを回顧しながら自ら文を書いて建てたものである。碑文は、ヨンジョ(英祖)が父王であるスクジョン(粛宗)の誕生日を迎えてミョンルン(明陵)に参拝した帰り道、クムアム(黔岩)のトクスチョン(徳水川)に至った頃、夜が更けて灯りもなく、站舍で泊まることとなった。その時、ここの站將が牛泥棒を捕まえたが、凶作という気の毒な事情を聞いて、彼によく言い聞かせて帰したことを目撃し、王位に就いた後もこれを鑑にして素晴らしい政治を行ったという内容だ。

サヒョンサ(沙峴寺)石仏坐像

  • 指定番号 ソウル特別市有形文化財第133号
  • 所在地 チングァンドン(津寬洞)242-24

チングァンウェドン(津寬外洞)に位置するサヒョンサ(沙峴寺)にある石造如来坐像は、座高129cmの石仏坐像だ。肉髻、宝珠、三道の表現、通肩の法衣など、如来像が備えるべき様式を持ち合わせているが、損傷個所が多い。
仏像は、右手を持ち上げて、左手を膝の上に載せた結跏趺坐の姿勢をとっている。顔は細長く、上半身が長く、下半身は膝が短く平面的なので、朝鮮初期の様式をよく表わしている。この石造如来坐像は15世紀後半~16世紀初期の作品と推定され、朝鮮時代の仏像研究の貴重な資料になっている。

チングァンサ(津寬寺)塑三尊仏像(釈迦仏、弥勒菩薩、提和竭羅菩薩)

  • 指定番号 ソウル特別市有形文化財第143号
  • 所在地 チングァンドン(津寬洞)354

この仏像は塑造の釈迦三尊仏像として、現在、チングァンサ(津寬寺)ナハンジョン(羅漢殿)の本尊像として奉安されている。中央の釈迦如来坐像を中心に、2つの菩薩像が侍立しているが、腹蔵が開封されておらず、改金も厚いため、正確な年代は分かりづらく、三尊仏の頭の表現や顔の形、法衣のしわなどの全体的な特徴からして16世紀後半~17世紀前半の様式と考えられる。仏像の規模はそれほど大きくないが、ソウル近隣地域にある朝鮮後期の仏像の中で制作年代が比較的に早く、三尊像が全て備えられていることなどが注目に値し、全体的に欠損した部分なく保存状態が非常に良好だ。

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  • 최종수정일 2022.01.23